hos_logo
Japanese | English
hos_logo2
マウス HR−1
  HRM-2
  NSY-Ay
ラット ZFDM
  OLETF & LETO
その他 ラボスキン
  販売終了
ZFDM-Leprfa   2型糖尿病モデルラット

※注文方法について

 7週齢以上の注文の場合は大幅に納期を短縮できる場合がございますので、ご検討をよろしくお願いします。出荷しなかった予備の動物等になりますので、ZFDMが5週齢になったときに弊社から納期のご連絡をいたします。

HR1

  特徴

高い繁殖効率により低価格を実現

Hos:ZFDM-Leprfaラット(2型糖尿病モデルラット)


【臨床経過】
 Hos:ZFDM-Leprfaラットは過食により、生後5週齢頃から体重は増加しますが、生後15週齢頃より、その増加はみられなくなり、糖尿病の症状が顕著なラットでは減少します。

【血液検査】
 Hos:ZFDM-Leprfaラットは生後10週齢頃になりますと血糖値、血漿中性脂肪値、血漿コレステロール値および血漿インスリン値は上昇し始めますが、血漿インスリン値は逆に生後15週齢頃から低下致します。

【経口ブドウ糖負荷試験 (OGTT; Oral Glucose Tolerance Test) 】
 
Hos:ZFDM-Leprfaラットは生後15週齢ではほとんどの個体で頂値が400 mg/dL、負荷後2時間値が200 mg/dLを呈し、糖尿病と診断されます。

 
  研究分野  Hos:ZFDM-Leprfaラットは肥満、高脂血症、非インスリン依存型糖尿病、および糖尿病性腎症などの糖尿病性合併症の研究に使用できます。  
  由来  Hos:ZFDM-Leprfaラット(写真)は1992年東京医科大学より㈱星野試験動物飼育所が分与を受けたZucker fattyラットのコロニーから、2008年に軽度肥満を伴い、生後10週齢前後から血糖値が高くなり、多尿を呈するラットを発見しました。それ以降、雄が繁殖能を有しているため、雄の血糖値をマーカーにしてヘテロ(Leprfa/+)の雌と交配し維持しています。  
  生産方法  Hos:ZFDM-Leprfaラットの交配は10週齢以降のfatty(fa/fa)♂とLean(fa/+)♀を使用しています。微生物モニタリング検査は月に1回日本SLC㈱に依頼して、実施しております。  
  販売性別  
  権利 株式会社星野試験動物飼育所  
  使用条件 ①同系統及び他系統への繁殖に使用することを禁止します。
②他機関への分与することを禁止します。
 
  データ 血液学的検査(PDF)  
  FAQ

Q. Hos:ZFDM-LeprfaラットとOLETFラットのどちらを使えばいいですか?

A. OLETFラットと比較するとHos:ZFDM-Leprfaラットは血糖値が大きく上昇します。実験や糖尿病を判定するに随時血糖や空腹時血糖を使用する場合には、Hos:ZFDM-Leprfaラットを使用してください。OLETFラットでは糖尿病を判定する際には経口ブドウ糖負荷試験が必須で、随時血糖や空腹時血糖だけを使用する実験にはあまり適してしません。

Q. 2型糖尿病モデルラットの糖尿病の診断基準について教えてください?

A. ヒトのような明確な糖尿病の診断基準は存在せず、研究施設によって診断基準が異なります。また、OLETFラットのように随時血糖や空腹時血糖ではなくブドウ糖負荷試験で糖尿病を判定する場合もあります。診断基準の詳細は「実験動物における糖尿病の診断基準について」に記述されています。

 
  ZFDMとZDFの性質比較 [1]
  ZFDM ZDF
遺伝子制御 クローズドコロニー 近交系
肥満* 6-12週齢 6-10週齢
糖尿病* 10-20週齢 8-12週齢
特殊飼料 不要 Purina 5008

繁殖方法

♀(fa/+) × ♂(fa/fa)

♀(fa/+) × ♂(fa/+)


*Characteristics of fa/fa male rats in the ZFDM and ZDF strains.

[1] Yokoi, N. et al. A Novel Rat Model of Type 2 Diabetes: The Zucker Fatty Diabetes Mellitus ZFDM Rat. J. Diabetes Res. 2013, 103731 (2013).
 

参考文献         御見積り・ご注文