| メラニン保有ヘアレスマウス Hos:HRM-2 |

▶ 正式名称
Hos:HRM-2▶ 特徴
このへアレスマウスは、全身に多くのメラニンを持っていることが特徴です。毛が生えていないため、長期間の経皮吸収試験でも毛を剃って皮膚を傷つける必要がなく、正確な皮膚反応データを得ることができます。▶ 生態
通常のマウスと同様に被毛がありますが、2週齢頃から始まる「セカンドヘアサイクル」の異常により、頭部から毛が抜け始めます。4週齢頃には全身の毛が抜け落ち、その後は再び生えることはありません。▶ 毛色
黒色▶ 由来
2007年に、(株)星野試験動物飼育所で HR-1/Hos 系統のオスと C3H/He Hos 系統のメスを交配した結果、Hos:HRM-2 のオス1匹とメス2匹を作り出すことに成功しました。▶ 使用目的
①紫外線によるシミ・シワの研究(日焼けモデル)②経皮吸収試験
③皮膚刺激性試験
▶ 販売性別
オス・メス▶ 権利
株式会社星野試験動物飼育所▶ 使用条件
①同系統及び他系統への繁殖に使用することを禁止します。②他機関への分与することを禁止します。
| FAQ |
▶ Q. 使いやすい性別や週齢について教えてください。
HRM-2はファイティングが発生しやすい系統です。本系統は主に皮膚の利用を目的としているため、ファイティングの起こりにくいメスのご使用を推奨しております。また、3~4週齢頃に脱毛が起こることから、抜け落ちた毛が目に入ることで、ほとんどの個体に角膜の軽度な傷や白濁がみられますが、こちらは5~6週齢までに自然治癒いたします。
以上の理由から、メスについては6週齢以上の個体のご購入を推奨しております。一方で、オスは6週齢以降、ファイティングのリスクが大きく上昇するため、ファイティングの比較的少ない5週齢でのご購入を推奨いたします。また、オスについてはファイティング防止のため、個別飼育を推奨しております。
▶ Q. 細かい産毛が生えてきましたが、異常なのでしょうか?
ヘアレスマウスでは、6~7週齢前後のヘアサイクルにおいて一時的に産毛が生えることがありますが、これは約1週間ほどで自然に抜け落ちます。その後、毛が再び生えることはありませんので、実験には支障なくご使用いただけます。▶ Q. 目に傷があるのですが、異常なのでしょうか?
目の損傷は、目に混入した異物による刺激や痒みに伴って掻いてしまうことが原因として考えられます。ヘアレスマウスでは、3~4週齢にかけて生理的な脱毛が起こるため、抜けた毛が眼内に入ることがあります。その結果、多くの個体で角膜に軽度の損傷や白濁がみられます。これらの症状は5~6週齢までに自然治癒します。そのため、4週齢以下で納品した場合には、目が開いていない個体や角膜に傷を有する個体が含まれる可能性があります。目の状態を重視される場合は、5週齢以上でのご注文を推奨いたします。
